環境戦略

環境長期ビジョンと環境中期目標

ニコングループでは、環境リスクや規制に積極的に対応していくため、2051年3月期を見据えた「ニコン環境長期ビジョン」を策定しています。このビジョンでは、世界の状況や、限りある資源を使用して製品を製造・販売しているというニコンの事業の性質から、特に重要と考えられる3つを柱として設定しています。「脱炭素社会の実現」については、2051年3月期までにカーボンニュートラル達成をめざしています。これらの柱は、マテリアリティ(重点課題)および2031年3月期をターゲット年とした「ニコン環境中期目標」と連動しています。
2022年3月期には、「ニコン環境中期目標」を達成するためのロードマップを策定しました。取り組むべきことと2026年3月期までの到達点を明確化し、目標達成までの道筋をより具体化しました。

環境アクションプラン

ニコングループでは、サステナビリティ方針とニコン環境活動方針に基づき、ニコン環境長期ビジョン、ニコン環境中期目標を策定し、単年目標としては「環境アクションプラン」を定め、グループ全体へと展開しています。これらの目標や計画は、事業活動における環境との関わりを明確にし、環境負荷や環境リスクの大きさを的確に把握することで優先順位を付けています。
また、実績については、自己評価を環境部会にて審議・承認するとともに、抽出した課題をもとに、次年以降の活動を見直しています。

ニコン環境長期ビジョン(ターゲット年:2051年3月期):脱炭素社会 の実現 資源循環型社会の実現 健康で安全な社会の実現/ニコン環境中期目標(概要)(ターゲット年:2031年3月期):1.5°C目標に沿った 自社目標を策定 | 資源枯渇に対応した 自社目標を策定 製造プロセス・製品 含有の有害化学物質 の適正管理・削減/環境アクションプラン(単年目標)/部署目標と具体的な活動へ

環境イニシアチブへの参画

ニコングループは国際イニシアチブに参加することで、グループ内での取り組みを加速させるとともに、政府や社会に対して働きかけを行っています。

サステナビリティ報告書

詳しくはサステナビリティ報告書の「環境戦略」と「環境推進体制」をご覧ください。

  • 環境長期ビジョンと環境中期目標
  • 環境アクションプラン
  • 環境イニシアチブへの参画
  • 環境ガバナンス
  • 環境マネジメントシステム
  • 環境に関するリスク管理体制
  • 事業活動における環境との関わり
  • 環境に配慮した製品開発
  • 従業員への環境教育・環境啓発活動