SDVの本質は、OTAではない。
テスラはなぜ「ソフトウェアのためにハードウェアへ投資する」のか――。自動車業界で起きている変革は、いま製造業やFAにも広がり始めています。本セミナーでは、SDVを起点にSDAの未来を解説し、これからのものづくりに必要な人材・技術・ビジネスモデルの変化を読み解きます。
現在、自動車業界ではSDV(Software Defined Vehicle)[ソフトウェア定義車両]という言葉を聞かない日がないほど、一般的になっています。しかしながら、残念なことに多くの日本企業がSDVの本質を「OTA(Over The Air)による機能アップデート」と誤解しています。
対照的に、テスラをはじめとする先行者は全く異なる次元でのクルマづくりを進めています。その核心部分にある思想が「ソフトウェア・ファーストを追求するからこそ、ハードウェアへの先行投資が鍵を握る」という、従来の常識を覆す開発戦略です。
これまでは、「その時点で必要とされる機能を実現する、最小限のハードウェアで、コストを低減する」という、いわゆるVE(Value Engineering)的なアプローチで勝ってきた日本企業にとっては、真逆ともとれる戦略です。
本セミナーでは、自動車分野のSDVを例に、FA分野のSDA(Software Defined Automation)[ソフトウェア定義オートメーション]の今後の展望と、勝ち残るための鍵について共有します。単なる役割分担の議論を超え、メカ・エレ・ソフトを統合的に俯瞰できる「システム人材」の重要性や、SOP(生産開始)後も続く新たなビジネスモデルの正体とは何か。伝統的な「ものづくり思考」から「アーキテクチャ思考」への脱皮について迫ります。
こんな方におすすめ
講演者紹介
鈴木 万治(すずき まんじ)
スズキマンジ事務所 代表
(株式会社デンソー 技術企画部 CX)
【略歴】
1986年(昭和61年)名大院工学部原子核工学修了、日本電装(現デンソー)入社。宇宙機器開発やモデルベース開発など全社プロジェクトを担当。2017年から2020年まで米シリコンバレーに駐在し、2018年からは中国子会社のイノベーション部門トップも兼務。数週間ごとに米中を行き来する生活を送った。2021年にスズキマンジ事務所を開業。
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株式会社ニコン ビジョンロボティクス本部
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