精機カンパニー生産子会社再編の詳細について

2009年9月29日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:苅谷道郎、東京都千代田区)は、2009年5月26日付にて公表いたしました精機カンパニーの生産拠点再編について、詳細を決定しましたのでお知らせいたします。

1. 目的

当社は、半導体市況の低迷及び半導体・液晶の今後の市場動向を踏まえて、精機カンパニーの構造改革を進めております。その一環として精機カンパニーの固定費を大幅に削減し、経営効率と事業環境の変化への対応力を高めた生産体制を構築するため、半導体露光装置については株式会社栃木ニコンプレシジョンに、また液晶露光装置については株式会社蔵王ニコンに主要ユニットの生産機能を集約し、現在4社ある精機カンパニーの生産子会社を2社に再編いたします。

2. 要旨

実施予定日

2009年10月1日

再編の方式

  1. 1.株式会社仙台ニコンプレシジョンの半導体露光装置事業を株式会社栃木ニコンプレシジョンへ、株式会社水戸ニコンプレシジョンの液晶露光装置事業を株式会社蔵王ニコンへそれぞれ吸収分割により継承いたします。
  2. 2.吸収分割の後、株式会社栃木ニコンプレシジョンを存続会社、株式会社水戸ニコンプレシジョンを消滅会社とし吸収合併を行います。
  3. 3.同様に、株式会社蔵王ニコンを存続会社、株式会社仙台ニコンプレシジョンを消滅会社とし吸収合併を行います。なお、株式会社蔵王ニコンは同日付をもって株式会社宮城ニコンプレシジョンに商号変更いたします。

分割・合併に係わる割り当ての内容

当社の全額出資子会社を当事者とする吸収分割・吸収合併であるため、新株発行、資本金の増加は発生いたしません。

3. 新会社の概要

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会社名 株式会社栃木ニコンプレシジョン 株式会社宮城ニコンプレシジョン
事業内容 半導体露光装置ユニット及び半導体・液晶露光装置用投影レンズの製造 液晶露光装置ユニットの製造
設立 2007年 1981年
所在地 栃木県大田原市 宮城県刈田郡
代表者 取締役社長 浅見 武史 取締役社長 中沢 明雄
資本金 425百万円 200百万円
決算期 3月31日 3月31日
従業員数 約750名 約180名
資本構成 株式会社ニコン 100% 株式会社ニコン 100%
  • 2009年10月1日予定

<参考> 吸収分割・吸収合併当事会社の概要

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会社名 株式会社仙台ニコンプレシジョン 株式会社水戸ニコンプレシジョン
事業内容 半導体及び液晶露光装置用ユニット等の製造 半導体及び液晶露光装置用ユニット等の製造
設立 2008年 1968年
所在地 宮城県名取市 茨城県那珂市
代表者 取締役社長 舘野 忠男 取締役社長 日比 久
資本金 123百万円 300百万円
総資産 5,909百万円 4,890百万円
決算期 3月31日 3月31日
従業員数 201名 262名
資本構成 株式会社ニコン 100% 株式会社ニコン 100%
  • 2009年3月31日時点

<参考> 吸収分割継承会社・吸収合併存続会社の概要

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会社名 株式会社栃木ニコンプレシジョン 株式会社蔵王ニコン
事業内容 半導体露光装置、半導体及び液晶露光装置用レンズの製造 半導体及び液晶露光装置用ユニット等の製造
設立 2007年 1981年
所在地 栃木県大田原市 宮城県刈田郡
代表者 取締役社長 浅見 武史 取締役社長 中沢 明雄
資本金 425百万円 200百万円
総資産 9,713百万円 3,872百万円
決算期 3月31日 3月31日
従業員数 458名 80名
資本構成 株式会社ニコン 100% 株式会社ニコン 100%
  • 2009年3月31日時点

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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