コンポーネント番号: 21
01
入社理由

コンポーネント番号: 22
「そもそも」から考える、
本質的なデザインを。
コンポーネント番号: 3
どのようにデザインするか。手を動かし始める前に、「そもそも」このアウトプットが本当に必要なのか、そこから考えることの大切さを学んだのは大学時代でした。ウェブやグラフィックといった媒体を超えて、総合的に視覚デザインを学ぶなかで、表現に入る前段階の課題抽出や情報整理、俯瞰して全体を考えることに興味を持つようになりました。会社の目指す方向性を見据えてデザインすることで、本質的な課題解決を可能にしたいと考えるようになりました。
コンポーネント番号: 3
そんな中、ニコンのデザイナーのインタビュー記事を読んで、企業内のデザイン部門だからこそ、現場の情報が近くにあり、本当に必要な提案がしやすいことがわかりました。これが入社を志望した決め手です。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 21
02
仕事にかける想い

コンポーネント番号: 22
立場を超えて、みんなで
「もっと良くしよう」
コンポーネント番号: 3
ニコンデザインには、つくることが好きな人たちが集まっています。様々な領域のデザイナーがお互いにリスペクトし、協力し合って、より良いものを作っていく。「もっと良くしよう」というポジティブな空気に満ちています。それを初めて感じたのは入社前、ニコンの学生向けワークショップに参加した時でした。ニコンのワークショップでは、課題が設定され、期間内に検討し、最終日にプレゼンテーションを行います。課題の提出期限が迫るなか、アウトプットに時間がかかっていた私に、先輩社員の皆さんが「ここをこうしたら、もっと良くなる」「間に合えば、ぜひ直してみて」と、プレゼンテーションのギリギリまで親身になってアドバイスをしてくれました。学生と社員という立場を超えて、「一緒により良いものを作ろう」「もっと良くしよう」という雰囲気がありました。
コンポーネント番号: 3
入社してからも、その印象はまったく変わっていません。つくることが好きで、仕事以外でも自主的に制作に取り組んでいる人、自分でつくった作品を発表している人。皆さんとても個性的で、デザインの感度が高い方ばかり。その一員として働くことで自分もまた、たくさんの刺激をもらい、成長できている実感があります。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 21
03
印象に残っている仕事

コンポーネント番号: 22
「もっと自由でいい」の一言で、
一気に視界が開けた。
コンポーネント番号: 3
私が所属しているグループは、ニコンのコミュニケーションデザインの幅広い領域に関わります。これまで、事業部のカタログや製品のロゴなど、様々な媒体に携わってきました。
コンポーネント番号: 3
特に印象に残っているのは、入社3年目の時に任された雑誌広告です。広告を出すことで、ニコンデザインの認知を高め、リクルーティングにもつなげることが目的でした。出稿する雑誌は、デザインに関わる人なら誰でもよく知る有名誌。クリエイティブな媒体に出稿する以上、広告そのものに高いクオリティが求められます。アドバイザーとして先輩についてもらいながら、主担当として制作にあたりました。ニコンデザインの顔となるような広告を担うことに緊張や不安もありましたが、同時にすごくワクワクもしました。
「やらせてもらえるなら、思いっきりやろう」「そもそも」何を伝えるべきか、ゼロベースで考えるところから制作はスタートしました。誌面は、A4サイズよりも一回り小さいサイズのワンビジュアル。何を削ぎ落とし、何を残すか、実際に手を動かして作業するだけでなく、企画の立案から、広告コピーの検討まで、すべて自分たちで考えていきます。なかなかアイデアを広げられず苦しんだ時、転機になったのは、デザインセンター長からもらった「もっと自由でいい。やりきってくれていい」という一言でした。その言葉で一気に視界が広がり、遊びを効かせた案も含めて、検討の幅を広げることができました。最終的に議論したデザインは数十案にのぼりました。しかしその中から、もっともニコンデザインらしいと全員で納得できる案に着地できたのは、あのときのデザインセンター長の言葉があったからだと思います。
コンポーネント番号: 3
雑誌への複数回の出稿を通して、会社の「ありたい姿」を可視化するプロジェクトや、世界最大級の展示会ブースの企画など、デザインセンターが担う領域の幅広さを紹介することができました。制作の時に常に意識していたのは、学生時代の自分のように、「いつか自分もこんな仕事がしたい!」と心を躍らせてページをめくるデザイナーの卵たちの姿。この広告が、誰かの背中を押すことができていたらとても嬉しいです。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 21
04
これからのこと

コンポーネント番号: 22
ニコンの提供できる価値を、
正しく、魅力的に伝えたい。
コンポーネント番号: 3
それ以外にも多くの事業部と一緒に仕事をするなかで、ニコンがこれまで積み重ねてきた歴史や、培ってきた技術の素晴らしさに触れ、その価値を正しく魅力的に伝えたいという気持ちが強くなっていきました。カメラや顕微鏡、双眼鏡や半導体露光装置など、様々な人が関わることで良いものを産み出している会社だと心の底から思います。「もっと良くしよう」という気持ちが繋がって、今のニコンがあるのだと思うと同時に、ニコンの魅力をお客様に届けることが、私たちの役割なのだと背筋が伸びる思いです。商品企画、設計、調達、製造など、ひとつの製品やソリューションに関わるたくさんの人の熱量や想い、その重みを感じられるからこそ、これからもデザインの力でしっかり魅力を伝えていきたいと思っています。
コンポーネント番号: 4

コンポーネント番号: 13
※所属・仕事内容は取材当時のものです。