権威ある「TIPA ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード 2008」の各賞を受賞
「D3」、「D300」、「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」

2008年5月13日PRESS RELEASE/報道資料

株式会社ニコン(社長:苅谷 道郎)の映像関連商品が、欧州のカメラ・映像関連専門誌で構成される「TIPA(Technical Image Press Association)」が選ぶ欧州を代表する権威ある写真・映像関連の賞、「TIPA ヨーロピアン・フォト・アンド・イメージング・アワード 2008」の各賞を受賞しました。
デジタル一眼レフカメラでは、プロフェッショナルおよびエキスパートの両部門での受賞となります。

  • デジタル一眼レフカメラ「D3」
    「TIPA ベスト プロフェッショナルデジタル一眼レフカメラ 2008」
  • デジタル一眼レフカメラ「D300」
    「TIPA ベスト エキスパートデジタル一眼レフカメラ 2008」
  • 一眼レフカメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」
    「TIPA ベスト プロフェッショナルレンズ 2008」

「TIPA」は、欧州の主要なカメラ・映像関連専門誌の編集長とテクニカルエディターによって構成される団体です。毎年、欧州で発売された映像関連商品の中から、カテゴリーごとに最も優れた商品を選出し部門賞を贈呈しています。
「ニコンFXフォーマット」を採用した「D3」、「ニコンDXフォーマット」を採用した「D300」の各フォーマットのフラグシップモデル、および75周年を迎えたNIKKORレンズの「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」が各賞を受賞したことは、ニコンの持つ最新のデジタル画像技術、伝統の光学・精密技術があらためて高く評価されたことにほかなりません。
なお、授賞式は9月にドイツ・ケルンにて開催される「Photokina 2008」において行われる予定です。

「D3」の「TIPA ベスト プロフェッショナルデジタル一眼レフカメラ 2008」受賞理由

「D3」は、35mmフィルムの画面サイズに準じる撮像サイズ(36.0×23.9 mm)を持つニコンFXフォーマットのイメージセンサーを、ニコンで初めて搭載したカメラです。その意味で、「D3」はニコンにとって画期的な製品と言えます。有効画素数12.1メガピクセルの大型CMOSセンサーは、ピクセルサイズが大きく、低感度から高感度まで、広い感度域において優れた画質を提供します。常用撮像感度はISO6400までと極めて高く、2段(ISO25600相当)まで増感できます。また、軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を随所に採用した耐久性の高いボディー、FXフォーマット設定時は約9コマ/秒の高速連続撮影は、プロフェッショナルフォトグラファーの厳しい要求にも十分応える高速性能です。

「D300」の「TIPA ベスト エキスパートデジタル一眼レフカメラ 2008」受賞理由

「D300」は、プロフェッショナルフォトグラファーも満足する性能を提供しながらも、魅力的な価格の高性能なデジタル一眼レフカメラです。有効画素数12.3メガピクセルのニコンDXフォーマットのCMOSセンサーは、高精細な画像を実現するとともに、広範囲の撮像感度設定を可能にし、約1段(ISO6400相当)まで増感できます。また「D300」は、レスポンスのよい高精度なオートフォーカスシステムを搭載しており、視野率約100%のファインダー、約92万ドット3型の明るく高精細な大型液晶モニターを装備しています。さらに、ライブビュー、HDMI接続、ダスト対策など高度な機能も搭載しています。なかでも優れた機能として評価したいのは、JPEG画像で最大100コマまで、約6コマ/秒の高速連続撮影ができるという点です。RAW画像も最大27コマまで撮影可能です。

「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」の「TIPA ベスト プロフェッショナルレンズ 2008」受賞理由

超広角大口径ズームレンズ、「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」は、プロフェッショナルフォトグラファーや高い光学性能を求める写真愛好家にさまざまな撮影の機会を与えてくれます。レンズは、2枚のEDレンズと3枚の非球面レンズを含む11群14枚で構成されています。ニコン独自のナノクリスタルコートはゴーストやフレアーを効果的に軽減し、非常にクリアな像を提供します。開放F値はどの焦点距離でもF2.8を維持し、低照度での撮影も容易にします。最短撮影距離は0.28 m。9枚の円形絞り羽根により、自然な美しいボケ味を表現します。SWM(超音波モーター)は静かで素早いオートフォーカスを実現しており、また、オートフォーカス中でもフォーカスリングを回せば、手動によるピント合わせが可能です。

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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