タイの洪水被害に関するお知らせ(第4報)

2011年12月1日PRESS RELEASE/報道資料

洪水被害を受けましたタイ中部アユタヤ県のロジャナ工業団地にある当社連結子会社であるニコンタイランド社[Nikon (Thailand) Co., Ltd.]について、現時点での情報を下記のとおりお知らせいたします。

1. 現在の状況について

ロジャナ工業団地によるニコンタイランド社周辺の排水が11月26日に完了しました。これにより当社では、工場のインフラと製造設備の復旧に努め、2012年1月からの一部操業再開を目指します。なおタイにおける協力工場での限定的な代替生産を当初の予定より早く実施し、デジタル一眼レフカメラと交換レンズの一部の機種の出荷を11月30日から開始しました。

2. 業績への影響について

現時点で予測可能な範囲における、今回の洪水での販売機会逸失による平成24年3月期連結業績へのマイナスの影響は、11月4日に発表した売上高650億円、営業利益250億円から変化はありませんが、今後重要な変化が見込まれると判断された場合は速やかにお知らせいたします。またニコンタイランド社の建屋および製造設備等の被害については、現在精査中です。

3. 今後について

当社では社長を本部長とする緊急対策本部のもと支援体制を構築し一日も早い復旧に努めるとともに、生産の平常化に向けた対応を継続して実施しています。2012年3月末に、デジタル一眼レフカメラと交換レンズを通常の生産量に戻す計画に変更はありません。

製品供給等でお客様には多大なご迷惑ご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。

以上

こちらに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。販売が既に終了している製品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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