「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」審査員決定のお知らせ

世界最大規模の国際写真コンテスト

2018年12月6日

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」の審査員11名を決定しました。
2019年に50周年を迎える「ニコン フォトコンテスト」は、世界中の写真愛好家にご支持を頂いており、前回は世界の170におよぶ国と地域からの作品応募がありました。「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」では、報道、広告、ファッション、スポーツ、ウェディングといった多彩な分野で活躍するフォトグラファーやキュレーター等、国際色豊かで幅広い経験や知識を有している審査員を選出しました。今後、審査員長のネヴィル・ブロディ氏を中心に応募作品の審査を行い、コンテストを通して新たな才能を発掘し、写真文化の発展に貢献していきます。

審査員プロフィール:氏名、出身国・地域/職業

  • 敬称略・アルファベット順

デリー・カー(オーストラリア/ フォトグラファー、ニコンアンバサダー)

オーストラリアを中心に活動するフリーランスのスポーツ写真家。2010年よりニコンアンバサダーを務める。過去9回のオリンピックを撮影した実績があり、「Gold Award – BEST OLYMPIC PHOTOGRAPH – Sportsshooter USA 2001」をはじめ、「AIPP 2017 Sports Photographer of The Year」を含む数多くの賞を受賞。現在は世界的に有名な多数のブランドの広告写真等も手掛けている。

パーカー・フィッツジェラルド(米国/ フォトグラファー)

オレゴン州ポートランドにクリエイティブエージェンシー「Ransom Limited」を設立し、クリエイティブ・ディレクターとして、有名ファッションブランドなどの広告写真を制作。また、ポートランド発祥のライフスタイル誌「KINFOLK」でも活躍し、ライフスタイルを中心に幅広い分野におけるクライアントの写真を撮影。静かな力強さを持つ写真スタイルに定評がある。

ジル・フルマノスキ(英国/ フォトグラファー)

世界的に有名なロックミュージシャンのポートレート撮影を多数手がける。「The Jane Bown Observer Portrait Award」など数多くの賞を受賞。ロック写真界で活躍する写真家の団体「Rockarchive.com」を創設し、CEOを務めている。著作である写真集の「The Moment: 25 Years of Rock Photography」や「Was There Then Oasis: A Photographic Journey」はロック写真界に大きな影響を与えた。

キャロル・グジー(米国/ フォトジャーナリスト・ニコンアンバサダー)

フォトジャーナリストとして活躍し、現在は出版物の編集等にも従事している。2010年ハイチ地震の取材で4度目のピューリッツァー賞を受賞したほか、数多くの権威ある賞を獲得。「ナショナルプレス写真家協会・年間優秀写真家」に3度、「ホワイトハウスニュース写真家協会・優秀写真家」に8度選出される。

キース・ラジンスキー(米国/ フォトグラファー、ビデオグラファー、ニコンアンバサダー)

アドベンチャー・フォトグラファーとして、自然やスポーツ広告を専門に活動。ニューヨークタイムズや世界的に有名なブランドの撮影を手掛け、アウトドア分野において高く評価されている。また、ビデオグラファーとして、ナショナルジオグラフィックTVなど多方面で活躍している。

ナディア・メリ(イタリア/ フォトグラファー、ニコンアンバサダー)

ウェディングフォトグラファーとして、ヨーロッパを中心に数多くの結婚式を撮影。作品は世界的に有名な写真雑誌及びウェディング雑誌に掲載され、ユニークかつ自然な撮影スタイルが高く評価されている。2015年からフォトグラファー向けワークショップやオンラインコースを運営し、芸術的なアイデンティティやスタイルを見つけるサポートを行っている。

小高 美穂(日本/ フォトキュレーター)

上智大学英文学科卒業後渡英。ファルマス大学写真学科修士課程修了。広告写真のフォトエディター、写真ギャラリーでの展示企画や作品販売を経て独立。現在は、写真展やフェスティバルでの展示キュレーション、展覧会コーディネート、作家のマネージメントや講師、執筆等日本と世界を繋ぐ様々な写真のフィールドで活動している。

ウィン・シャ(香港/ フォトグラファー)

映画、アート、ファッション分野で活躍する現代アーティスト。カナダのエミリー・カー美術大学を修了。1991年に香港に戻り、その後フォトエージェンシー「Shya-la-la workshop」を設立。1997年より映画監督ウォン・カーウァイ氏の専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーを務めている。2006年には東京の森アーツセンターギャラリーにおいて展示会「ウィン・シャ エキシビション」を開催。

バーラット・シッカ(インド/ フォトグラファー)

インドとヨーロッパを拠点に、世界的に活動するアートフォトグラファー。ニューヨークのパーソンズ美術大学を修了。ニューデリーの国立博物館をはじめ、世界中で自身の作品の展示会を開催している。写真集「Where the Flowers Still Grow」を2017年に出版。ニューヨークタイムズやヴォーグ等の著名な雑誌や出版物でも活躍している。

ギスリ・スナイル(アイスランド/ ロンドン・フィルム・スクール ディレクター兼CEO)

ロンドン・フィルム・スクールのディレクター兼CEOを務める。ベルリン国際映画祭子ども映画部門等、様々な映画祭において審査員として活動し、アジア欧州財団のフォトコンテストでは審査員長を務めた。欧州映画アカデミー、ロイヤル・テレビジョン・ソサエティ、アイスランド監督協会、欧州映画監督連盟の会員。

ジェフリー・ウー(カナダ/ フォトグラファー)

カナダ写真家協会認定の自然・野生生物フォトグラファーで、アフリカのサファリでも活動している。カナダ写真芸術協会会員、トロントカメラクラブ理事会メンバー。中国の鳥類写真ウェブサイト「バードネット(birdnet.cn)」の国際プロモーションディレクターや、通信社であるマーキュリー・プレス&メディアとソレント・ニュース&フォトエージェンシーの契約フォトグラファーを務める。

「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」について

第37回目となる「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」では、「一般部門」、「Next Generation部門」、「動画部門」の3つの部門にて現在作品の応募を受け付けています。応募期間は2018年10月18日13時~2019年1月31日13時(日本時間)です。応募方法などの詳細は「ニコン フォトコンテスト 2018-2019」のウェブサイトでご確認のうえ、ぜひご応募ください。

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