未来を拓く次の世代を応援
ニコングループでは、これからの産業や芸術・文化を担う人材を発掘・育成する活動に取り組んでいます。
ニコンイメージングジャパンでは、写真文化の普及・向上を目的に開設した写真展示場「ニコンサロン」において、新進写真家による最も優れた作品展に対し「三木淳賞」を贈呈しています。またニコンでは、東京大学生産技術研究所に開設する「ニコンイメージングサイエンス寄付研究部門」により次代の光学産業をリードする技術者の育成に協力しているほか、ラオス国立サバナケット大学でのニコン・JICA奨学金により日本語の分かる産業人材の育成に協力しています。海外グループ会社においても、写真業界をめざす若者への奨学金事業などの活動に取り組んでいます。
- *「ニコンフォトコンテスト」は隔年開催のため、「2020-2021」の応募人数26,167名の半数を2022年3月期の実績とする。


ニコンフォトコンテストは1969年より隔年で開催。写真は2020-2021のコンテストの写真部門グランプリ「Radiance」。

東京大学生産技術研究所の「ニコンイメージングサイエンス寄付研究部門」での講義のほか、「先端レーザー科学教育研究コンソーシアム」の講義にも協力。
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ニコンと独立行政法人国際協力機構(JICA)は、2014年から国立サバナケット大学の学生を対象としたニコン・JICA奨学金の運営を協働しています。この国立大学はNikon Lao Co., Ltd.のあるサバナケット県にあることから、この奨学金を設立しました。ニコンは毎年40名の学生に奨学金を支給しており、これまでのべ320名を支援してきました。 2017年にサバナケット大学の言語学部に日本語学科が設立されたことを契機に、2018年からは、ラオスと日本の相互理解促進と両国をつなぐ産業人材の育成を目指しています。奨学金では日本語学科の学生を優先的に選考し、日本語学科の教育人材不足に対しては指導助手や外部講師の雇用支援を行っています。

奨学金の日本語学科の奨学生有志からニコンに届いたメッセージ動画。