地球環境を次の世代へつなぐ
ニコングループでは、地球環境を次の世代へつなぐことをめざし、子どもたちへの環境啓発活動に取り組んでいます。
ニコンでは、生物多様性復元計画「赤谷プロジェクト」の支援の一環として、子どもたちに向けた冊子『赤谷ノート』を企画・制作して無償で配布しています。2022年3月期は、教育機関に229冊を配布しました。また、Nikon Europe B.V.では、国際環境教育NGOの Foundation for Environmental Education(FEE)のオランダ支部と協働し、ニコンの実体顕微鏡「ファーブルフォト」を使った環境教育プログラム「Light on Small」を提供しています。2022年3月期は、オランダ国内の789名の子どもたちがこの教材を活用しました。


「Light on Small」は、2017年9月から提供が開始され、以来4年間で、38校の子どもたち2,369名がこの教材で学びました。

森の生き物を題材に生物多様性を学べる『赤谷ノート』。赤谷の森のある群馬県みなかみ町では、町内の学校で環境教育に活用されています。2022年3月期も、赤谷プロジェクトを担う公益財団法人日本自然保護協会を通じてみなかみ町に寄贈しました。
Pick Up赤谷プロジェクト
ニコンは、公益財団法人日本自然保護協会の「赤谷プロジェクト」を2006年から支援しています。このプロジェクトでは、群馬と新潟の県境に広がる国有林・赤谷の森で生物多様性の保全や復元のための調査や実証実験が行われています。ニコンは、デジタルカメラや双眼鏡といった製品の提供のほか、従業員による自然林再生のためのボランティア活動を行っています。そのほかにも、プロジェクトの野生動物生息調査に協力するため、日本自然保護協会が取得した数万枚の画像から動物の画像を自動検出するためのアプリケーションを開発、提供しました。

人の手による自然林の復元を早める実証実験のため、2016年から毎年、国内ニコングループの従業員がボランティアで活動しています。
『赤谷ノート』の頒布について
小学校高学年~中学生を対象とした教育の場(学校教育、自然観察会など)で、教材として活用できる冊子です。小・中学校および公益団体による子ども向けの活動で使用される場合、ニコンより無償でお届けいたします。
教育機関/団体名・ご担当氏名・ご住所・電話番号を明記のうえ、下記へFAXでお問い合わせください。
お問い合わせ先
株式会社ニコン サステナビリティ戦略部 赤谷ノート係
FAX:03-6433-3751
- 個人の方の自然観察会などへの無償頒布は行っておりません。
お問い合わせ後、所定の書類をご提出いただきます。活動内容によっては、無償頒布をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
