脱炭素化の推進
マテリアリティ3
脱炭素社会の実現のためには、サプライチェーンを通じた取り組みが重要であるという認識のもと、製品のライフサイクルにおけるCO2排出量削減に向け、各工程で施策を講じています。
関連するSDGs
脱炭素化に向けた中期目標
ニコングループでは、「ニコン環境中期目標」の中で、2031年3月期をターゲットとした温室効果ガス削減目標を立て、その達成に向けた取り組みを進めています。またこの目標は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることをめざした目標として、SBT(Science Based Targets)認定を受けています。

2022年3月期の主な取り組み・成果
事業活動における温室効果ガス排出量を削減
ニコングループでは、製品の開発・生産プロセスの改善や生産設備の効率化を図ることで、エネルギー起源CO₂排出量の削減に努めています。2022年3月期の国内ニコングループおよび海外グループ生産会社からのエネルギー起源CO₂排出量は、176,728トン-CO₂となり、前年同月期比で1.7%減少となりました。売上高原単位につきましては、業績回復により売上が増加したため、大幅に改善しました。

電力使用量における再生可能ネルギーの導入
ニコングループでは、自家発電、電力プラン、グリーン証書などの手段を利用して2031年3月期までに、電力使用量における再生可能エネルギーの導入率を30%以上とすることをめざしています。2022年3月期の電力使用量における再生可能エネルギーの導入率は7.8%となり、CO₂削減効果は12,634トンに相当します。

サステナビリティ報告書
詳しくはサステナビリティ報告書の「脱炭素化の推進」をご覧ください。
- 脱炭素化の推進( PDF:1.1MB)
サプライチェーンにおける温室効果ガス削減
- SBTの設定と「Business Ambition for 1.5℃」への署名
- サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量
製品における温室効果ガス削減の取り組み
- LCA手法による環境影響評価
- 製品のCO₂削減施策
- 調達パートナーへのCO₂削減推進
事業所における温室効果ガス削減の取り組み
- エネルギー起源CO₂排出量およびエネルギー使用量の推移
- 再生可能エネルギーの活用
- RE100への加盟
- 非エネルギー起源CO₂およびその他の温室効果ガスの排出状況
- 事業所での温室効果ガス削減施策
物流における温室効果ガス削減の取り組み
- 物流における温室効果ガス排出量の把握
- 物流における温室効果ガス削減施策
TCFDの要請に基づいた情報開示
- TCFD提言に基づいた気候関連情報の開示