マテリアリティ9
従業員の健康と安全

関連するSDGs


ありたい姿
安全かつ快適な職場環境下で一人ひとりが心身の健康を実感しながら能力を発揮
戦略
ニコングループ健康安全方針の浸透と、健康安全活動の実施
基本的な考え方
ニコングループでは、企業の根幹となる従業員の健康と安全を確保することが、従業員の生産性向上にもつながると考えています。このため、派遣会社や請負会社の社員を含めニコングループで働くすべての人が健康と安全を実感できる快適な職場環境の形成を最重要課題と捉えています。またこの考えは、ニコングループが人的資本経営の3つの柱とする、人材の「獲得、育成、活躍」を実施する上での必須要素でもあります。
ニコングループ健康安全方針では、上述の基本的な考え方を「健康安全宣言」として唱え、加えて3つの重点項目を定めています。また方針と別に、個々の重点項目に対する達成基準と具体的な対応施策例を「健康安全活動」として、年度ごとに策定しています。
ニコングループ健康安全方針
~2030年のありたい姿の実現を目指して~
健康安全宣言
ニコングループで働くすべての人が健康と安全、そして心の豊かさを感じて働ける職場環境をつくります。その上で、一人ひとりが意欲的・自発的に業務に取り組み、ニコングループが掲げる 「人と機械が共創する社会の中心企業」の実現を目指していきます。
重点項目
- 1.従業員の健康の保持・増進(ヘルスリテラシーの向上)
従業員が心身の健康の大切さを自覚し、自身の健康チェックや健康の保持・増進について積極的に取り組みます。 - 2.法令順守、安全管理の徹底による労働災害の抑止
責任管理体制の下での巡視活動、作業リスクアセスメント、従業員の危険感受性を養う安全教育や啓発活動などの措置活動を行います。
ニコングループ各地域の安全活動、災害事例を共有化し、再発防止策のグローバル展開を図ります。 - 3.対話による活力ある職場環境づくり(コンフォート、コミュニケーションの向上)
お互いを理解しあい、信頼と連帯感を深め、快適で働きがいを実感できる職場環境をつくります。
指標と目標
指標と目標(達成年度) | 2024年度計画 | 2024年度実績 | 2025年度計画 |
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定期健康診断有所見率(国内ニコングループ):前回全国平均*1以下(毎年度) |
2023年全国平均(58.9%)以下
|
有所見率:54.5%(国内ニコングループ) |
2024年全国平均以下
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業務起因性、業務遂行性の高い労働災害件数:60件以下(2025年度) |
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災害件数:59件(国内:29件、海外:30件) |
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ストレスチェック高ストレス者率(ニコン):前回全国平均*2以下(毎年度) |
2023年全国平均(14.8%)以下
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高ストレス者率:13.5% |
2024年全国平均以下
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- *1厚生労働省が公表する製造業の全国平均値。
- *2ストレスチェック委託業者が公表する全国平均値。
サステナビリティ報告書
詳しくはサステナビリティ報告書の「従業員の健康と安全」をご覧ください。
- 従業員の健康と安全( PDF:845KB)
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指標と目標
従業員の健康と安全
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基本的な考え方
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戦略
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ガバナンス
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リスク管理
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主な取り組み