サプライチェーンマネジメント

基本的な考え方

ニコンは、「調達先とニコンは、ともに社会に役立つ製品・ソリューションをつくり、提供するためのパートナー」と考え、調達パートナーと相互理解を深め、信頼関係を築くよう努力し、共存共栄をめざします。また、この考え方をもとに「ニコン調達基本方針」を掲げ、誠実で公正な資材調達を行っています。

関連する方針

ニコングループのサプライチェーン

ニコングループは、グローバルに約2,590社の直接取引を行っている調達パートナーがいます。さらに、その先に、二次や三次の調達先が多数存在し、原材料をはじめ、電子部品、メカ部品、ユニットなどの部品を調達しています。

ニコングループの海外生産拠点では、従業員を現地で採用するとともに、品質(Q)・コスト(C)・納期(D)を確保するために、生産拠点のある国・地域から原材料や部品などを積極的に調達しています。現地の調達パートナーには、ニコングループの各種基準の遵守を求め、改善支援を行っています。これによって調達パートナーが企業力を向上し、新たなビジネス機会を創出していけるよう、長期的な視点で取り組んでいます。

サプライチェーンのイメージと各段階におけるリスク

戦略

調達パートナーとの強固な信頼関係を基盤に、急速に変化する事業環境や社会課題、サプライチェーン上のさまざまなリスクに柔軟かつ的確に対応できる仕組み・体制の構築を進めています。

具体的には、有事発生時におけるサプライチェーン上の事業リスクを最小限に抑え、迅速な対応と事業継続を実現するために、調達パートナーのリスク評価を実施しています。BCP体制の把握を行い、体制構築が不十分なパートナーに対しては支援を行うことで、リスク耐性の強化を図っています。

また、サプライチェーンにおける人権・労働環境・安全衛生・環境などの社会的リスクを特定し、防止・軽減するために、調査票を用いた調達パートナーアセスメントを実施しています。リスクが高いと判断した調達パートナーには第二者監査を行い、改善支援を通じて課題の是正を促しています。加えて、リスクが顕在化した際に迅速かつ適切に対応するため、効果的な救済メカニズムの構築・運用を行っています。

これらの取り組みを通じて、ニコングループは常に健全で持続可能なサプライチェーンを構築します。サプライチェーンの安定化による持続的な事業展開を実現し、社会的価値の創出と企業としての責任を果たすことで、ステークホルダーやお客様からの信頼をより一層強化し、ブランド価値の向上にもつなげています。

ピックアップ

サステナブル調達説明会

ニコングループでは、調達パートナーに対して、調達に関する品質管理やESGの方針、考え方を理解してもらうために、毎年説明会を開催しています。

2025年度は、「サステナブル調達説明会2025」を11月19日、20日、21日の3日間で合計4回実施。日本、中国、タイ拠点の調達パートナーを対象に、オンライン形式で行い、1,034社、1,266名に参加していただきました。参加者の興味関心が多かった内容は、BCP強化やグリーン調達、人権に関連するものでした。

また、ESG推進や品質管理について、柔軟・迅速・レジリエントな対応で貢献された調達パートナーを表彰しました。

調達パートナーの会

ニコングループでは、調達パートナーとのコミュニケーションを密にとり、お互いの関係を強化することが重要と考えています。そこで国内外の主要調達パートナー約160社の代表者を招き、「調達パートナーの会」を毎年開催しています。ニコンを取り巻くビジネス環境、事業の概況報告、社長からのメッセージを伝達するなど、トップ層同士でコミュニケーションをとり、リレーションシップ強化を図っています。

このリレーションシップは、ニコングループと調達パートナーとの関係構築にとどまらず、2025年から新たにニコングループがハブ機能を担い、調達パートナー同士の連携機会を創出することで、ニコングループ全体でのサプライチェーン強靭化に繋げています。

サステナビリティ報告書2026

より詳細はサステナビリティ報告書の「サプライチェーンマネジメント」をご覧ください。

サステナビリティ報告書2026 - データ集

「社会」に関するデータをまとめています。

関連するハイライト

持続可能な社会にむけたニコンらしい取り組みを紹介します。