マテリアリティとSDGs

ニコングループでは、サステナビリティへの取り組みを効率的かつ計画的に進めるため、重要な課題(マテリアリティ)を選定しています。また、マテリアリティごとに目標設定、進捗管理、評価、改善のプロセスを実施し、部門および従業員にサステナビリティ活動を展開しています。

マテリアリティの特定プロセス

Step1 社会課題の抽出 GRIスタンダードやISO 26000、国連グローバル・コンパクト、SDGsなどから社会的課題を洗い出し、経営ビジョンや事業のバリューチェーンなどを踏まえ、ニコングループと関連性の高い課題を34項目抽出>Step2 重要度評価 ESG評価機関などが優先する課題、NGOをはじめとした社内外とのコミュニケーション、CSR先進企業のベンチマークなどを踏まえ、抽出した各課題の「社会への影響度」(経済、社会、環境に対する影響度合い)と「ステークホルダーへの影響度」(ステークホルダーの評価や意思決定に対する影響度合い)の双方を評価し、マテリアリティの候補を抽出>Step3 マテリアリティの特定・決定 経営層における議論を重ね、新たな12のマテリアリティを特定し、それぞれの課題においてニコングループの「2031年3月期目標(めざす姿)」を定め、経営委員会で決定>Step4 各マテリアリティに対する目標設定 事業による社会価値「創造」を中期経営計画の中に盛り込むとともに、各マテリアリティに対する年度目標を策定

ニコングループでは、事業、環境、社会・労働、ガバナンスの4分野において、12のマテリアリティ(重点課題)を特定しています。それぞれの課題について、「ニコングループが取り組むべきこと」と「2031年3月期目標(めざす姿)」を掲げ、それらに沿いながら、グループ全体で2030年を期限とするSDGsの達成に貢献するようサステナビリティに取り組んでいきます。

マテリアリティと関連するSDGs

9.産業と技術革新の基盤をつくろう/8.働きがいも経済成長も/12.つくる責任 つかう責任/3.すべての人に健康と福祉を/5.ジェンダー平等を実現しよう/6.安全な水とトイレを世界中に/7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに/10.人や国の不平等をなくそう/13.気候変動に具体的な対策を/14.海の豊かさを守ろう/15.陸の豊かさも守ろう/16.平和と公正をすべての人に/事業 ①コア技術による社会価値創造 ②信頼に応える品質の維持・向上/環境 ③脱炭素化の推進  ④資源循環の推進 ⑤汚染防止と生態系への配慮/社会・労働 ⑥サプライチェーン管理の強化  ⑦人権の尊重 ⑧ダイバーシティ&インクルージョン ⑨従業員の健康と安全/ガバナンス ⑩コンプライアンスの徹底 ⑪コーポレート・ガバナンスの強化 ⑫リスクマネジメントの強化

サステナビリティ報告書

詳しくはサステナビリティ報告書の「サステナビリティにおけるマテリアリティ(重点課題)」をご覧ください。

  • マテリアリティ(重点課題)の選定
  • マテリアリティとSDGs
  • PDCAを回す仕組み
  • マテリアリティに対する目標と実績